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くんしらん


ヒガンバナ科の常緑多年草 南アフリカ原産で、日本には明治時代に入って来ました。です。春、葉の間からのばした太い花茎の先に十個から二十個ほどの緋紅色の漏斗状の花を上向きに咲かせる華やかさです。 何故蘭の種類でないのに、蘭とよばれるのかは知りません。他にもヒガンバナ科では蘭と名の付くもの、例えばリュウゼツラン、ショウキランなどがあります。
く ん し ら ん 何気なく、私は君子蘭などと呼んでいましたけれど、これは君子蘭ではないそうです。 本当の「クンシラン(Clivia nobilis)」は、図鑑で見るとこんなに華やかではありませんでした。 これは「ウケザキクンシラン(Clivia miniata)」と言うのだそうです。 君子蘭が 「君子」と呼ばれるのは その種名である 「nobilis・高貴」 によるのだそうですから、これをクンシランと呼ぶこと自体が間違いなのでしょうが、同じ属ですから、まぁどうでもいいことで、むずかしいことはヤメにしましょう。

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