きささげ
のうぜんかずら科の落葉喬木
中国中部から、南部の原産。庭などにうえられることもあるのですが、しばしば自生することのある落葉喬木です。
わが家のは自生でしょう。格別美しいわけでもないので、気にもとめずにおりました。
枝の先に円錐状の花序をつけて、浅黄色で、暗紫色の斑点をもつ唇型の花をつけます。
名前の通りに、長いササゲのような実莢をつけます。実莢の季節が長いですから、その方が花よりもめだつような気がします。
果実は腎臓疾患の利尿剤になると言います。
木ささげ・楸・かわらぎり あずさ
わが家の裏に植えたわけでもないのに、かなりの大きさのキササゲの木がありました。夏は大きな葉をひろげて、花は丁寧にみたことはありませんでしたが、秋になると長い長い青い実莢をつけていました。秋が長けると、大きな葉はホロン・ホロンと散り落ちて枯れ色(?)になった実莢が残ります。その頃はみんな枯れ色の風景。風に匂いも無くなります。
実莢の写真は季節になったら入れることにします。花の写真もはっきりしませんがお許し下さい。今ではわが家にない木ですから。
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