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きくざきいちげ・

         

菊咲き一華・
 キンポウゲ科、イチリンソウ属の多年草。高さ十センチから二十センチ。庭にまだ残雪がある頃に芽吹きだし、春先に菊に似た白から紫の花を一輪つける。木木の若葉の頃には,地上にある葉は枯れてほとんど見えなくなってしまう。次の春まで、地下茎で過ごす。絶滅危惧種になっている所もあるそうですが、わが家では毎年繁殖をし続けています。
 福寿草が私の庭の一番先の花ですが、それに負けじと咲き始めます。白い種類もご近所にありますが,わが家はうすむらさきの種類ばかりです。
 太陽がさす日中だけ花を開きますが,雨の日は莟んだままです。福寿草もこの菊咲き一華も好日性(と、いう言葉があるでしょうか)です。一茎に一輪の花が終わるとわが家では忘れられてしまいます。

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