じんちょうげ
ジンチョウゲ科の常緑低木
中国原産、縁起の良い花とされて来ました。日本渡来は室町時代漢名は「瑞香」だそうです。山林の中で眠っていた僧侶が、夢の中でよい香りがしたので目がさめると、この花が一面に咲いていたので、はじめ「睡香」と名付けましたが、縁起物として「瑞香」の名になったとか…
雌雄異株だそうですが、日本に植えられているのは殆どが雄株。挿し木で簡単に増えるので雄だけでいいのでしょう。たまに実をつけるのがあるにはあるそうですけれど・・・・。もてるでしょうね。でも実は有毒なのだそうです。気をつけましょう。
じんちょうげ ・ 沈丁花
瑞香
学生の頃は、この花が試験の時期に咲くと記憶していましたので、この何とも言えない芳香が、いまでも深層心理に反応して、当時のせっぱ詰まった感じが思い出されます。これは普段の勉強にせいを出していなかったと言うことをあらわしていることになるのでしょうけれど・・・。
いまは悠然と鑑賞できることを喜んでいますが、その気分を学生時代の気持にかさねると言うことになるのです。辛かった、懐かしい思い出!
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