いちい・あららぎ・おんこ
イチイ科の常緑高木
東アジアの寒冷地に広く分布します。昔、正一位、従一位などと言う高官の人々の笏をつくるのに、この木が使われたので、ついた名前だそうです。
庭木、生垣などにも使われますが、大きいものは15米ほどにもなります。寒さに強く葉先は尖っています。雌雄異株だそうですが、わが家のは今のところどれが雄なのかわかりません。
2006年の豪雪でわが家のオンコは少し痛めつけられました。
乾燥した葉を煎じて飲むと糖尿病に効果があるそうです。
イチイ・一位・アララギ・オンコ 実を言いますと、この項目を書くようになるまでイチイの花なんか気にもとめて居ませんでした。秋になって赤い実が熟れたとき、「あら、オンコの実が今年は沢山ついたワ」なんて呟いていただけでしたの。
そして、それをつまみとって、「甘いけれど、美味しいって言う程のものではないわネ」と言うだけで「やっぱり小鳥の餌になる程度」なんて考えていました。
実がなるんだから、花が咲くはずだと思って、今年は丹念に庭のイチイの木を観察した結果の写真です。これが、どんな風になってあの赤い実になるのかは、全く知らないことなのです。
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