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一輪草・イチリンソウ

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キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
春から初夏にかけて、落葉広葉樹林の林床や林縁に生育して開花する。葉や茎は早春に出て、初夏には枯れてしまう。奥入瀬川に沿って友たちと一緒に下って歩いたとき、群生しているのを見た。そんなに明るい光の差すところではないので、白い花が目立っていた。花弁が決まった数ではないのだときがついて数えると、五枚から七枚といろいろであった。
自然のものだもの、規則的なはずはない。他の花たちもいろいろある・・・・。などと話しながら、瀬の音を訊き、何本もの滝が流れ込んで、ひいやりとした空気を吸い、小鳥の鳴き声を楽しみながら歩いた。
いい季節であった。

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