私はまだこの状態の木を見たことがありません。私の住む地方(秋田県)にはないのかと思っておりましたら、秋田県のメル友が写真を送って見せてくださいました。いつか見にゆきたいと思いますが、叶うかどうかわかりません。
調べてみますと、北海道から九州までの深山の林の中に、四月から五月ごろに目立つほどの白い花をつけるとありました。
分類体系によって違うこともあるそうですが、ミズキ科の落葉高木です。原産は中国の四川省・雲南省付近原産。属名のダビディアをもって呼ばれることも多いそうです。ダビディアトとは、花についた白い大きな二枚の苞葉を表現していますとか。
「ハンケチの木」と言う命名には心惹かれます。
詠った人も多いと思いましたが、一首しか見つけられませんでした。
㈣月下旬から五月に、枝に白いハンカチのような姿の花を咲かせます 。しかし、花弁はなく、白いのは苞です。たくさんの雄花と一個の雌花が一つの球形をつくり、大型の二枚の苞 に抱かれるような形で開花するのだそうです。ハンカチに見立てられるのは、この2枚の大きな苞なのだそうですと知れば、ますます見たくなります。...