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げんのしょうこ

ポインターで下から出るのは実莢です。


フウロソウ科の多年草 日本全土、台湾、朝鮮半島などに分布しています。 「現の証拠」と言う名前がついたわけは、飲めばたちまち薬効が現れるというところからです。葉を乾かして煎じて服用すると、下痢に効くと言うのがもっとも有名ですね。お茶の代わりにのむと身体にいいとか、霜焼けやでき物の患部を洗うとよいとか、さまざまです。 いしゃいらず、りびょうそう、ねこあしなどと言う地方名が沢山あるそうです。
げんのしょうこ・現の証拠・御輿草 路傍・山野に普通に見られる草で、幼い頃は、種が弾けたあとのくるりと丸まった莢を唇にとめたりして遊びました。 ゲンノショウコと言う名前を知る前のことです。 よく見ると可憐で形の整った花ですが、あまりにも小さいので(1糎から1,5糎くらい)、あまり気にもとめずに過ごしました。 西日本の方では、赤花ゲンノショウコ、東日本では白花ゲンノショウコが主なのだそうで、これは勿論白花です。

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