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げっけいじゅ・月桂樹

         

クスノキ科の常緑高木。
地中海沿岸原産。雌雄異株。葉に芳香があるので、古代から香料・香辛料として用いられてきました。

葉にはシネオールと呼ばれる芳香成分が含まれ、葉を乾燥させたものをローリエと呼び、香辛料として広く流通しています。

月桂樹の中に、血管を拡張する作用を示す物質が含まれていると言うことです。
わが家では苗木を植えてから、もう十年以上経過しても、花をつけたことがないので、友達が撮った花の写真を入れました。葉を採って揉むと独特の強い香りが立ちます。
ほか民間伝承としての薬効がいろいろあります。。

  • 唾液の分泌を促進し、食欲の増進や消化を助ける。
  • 欧州の伝承療法では、毎朝2枚の月桂樹の葉を食べることで肝臓を強くすることができるなどといわれているそうですが、やってみる気にはなりません。
  • 擦りこむと蜂さされやリューマチの痛みを和らげ、神経痛などへの効果があるとも言う。

月桂冠(げっけいかん)は、月桂樹の葉の付いた枝をリング状に編んだ冠のことです。 月桂樹はギリシア神話における光明神アポロの霊木として、崇められていて、古代ギリシャでは、競技の優勝者などに名誉のしるしとして与えたことから、最も名誉ある 地位、また、そのしるとして使われるようになりました。

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