チューリップ
ユリ科の多年草
そして日本に輸入されたときには「鬱金香(うっこんこう)」だったんですって…。
日本では富山県などで球根の生産が大規模に行われ、改良品種が年々あらわれています。
それにしても、鬱金香とは、不思議な名前だと思いますネ。
写真が貧弱で、オランダのチューリップをご存じの方には申し訳ありません。下のは原種に近いものだと聞いて植えたのですが、こんな有様です。昼はイッパイに開いて、夜はピンク色につぼみます。
ポインターで昼と夜の印象がわかります
チューリップ・鬱金香
20年位前、オランダへ旅行したとき、チューリップの球根を買ってきました。八重咲きの牡丹のようなもので、当時はとても珍しいと思ったのですが、今ではどこでも見られるようになりました。
チーズ市場で、チーズを買い、小父さんが満艦飾の車に乗せて来て奏でるオルゴールを聞きました。懐かしい思い出と共にチューリップがあります。
子供達と一緒に描いた花の絵はチューリップでした。子供達が最初に覚えた花もチューリップだったと思いますよ。
日本の春は桜ですけれど、子供達には桜よりもこの鮮やかではっきりと自己主張をしているようなチューリップの方に目が行くようですね。
これは受け売りです。1500年代、トルコイスタンブールで、花の形がトルコ語のツリバン(ターバン)に似ていると言ったのを名前にして伝えたのだとか。トルコ語ではラーレと言うんだそうです。
トルコからヨーロッパに渡り、オランダで品種改良が行われ、17世紀初め、英国、フランスの貴族達の人気がたかまり、この球根が投機の対象になって経済混乱をおこしたことは有名なお話です。
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