菩提樹を私は見たことがありません。とても綺麗な花をつけた写真（上）ををメル友（園田さん）に見せてもらって、いつか私も見たいと思いました。実は昔々、ペンフレンドだったインド･マドラスのAlumelさんから菩提樹の葉のクリスマスカードを貰ったことがあります。調べて見ましたら､メル友さんの写真の菩提樹の葉とは違っていました。クリックしてみて下さい。この菩提樹の下でお釈迦様が入滅したとされています。

日本で寺院などに植えられて黄色の花が咲く菩提樹は臨済宗の開祖栄西が中国から移し植えた中国の菩提樹でシナノキ科シナノキ属の落葉高木であって、仏教の三聖木（菩提樹・無憂樹・沙羅双樹）の菩提樹とは違うのだそうです。その聖木のインド菩提樹はクワ科・イチジク属なのでした。わたしは仏教徒だと思っていましたが、そんなに深く考えることもなく過ごしていました。無憂樹は温室で育てるとか聞きました。インド菩提樹は日本の気候があわないのだとか聞きました。沙羅双樹に至っては沙羅の木（夏椿）をそれに当てていますが、果たしてそれが本当かどうか解りません、
シューベルトの歌曲･冬の旅の第五曲。菩提樹はよく知られている歌曲ですが、この菩提樹・リンデンバウムは中国の菩提樹と同じようなシナノキ科のものだそうです。