ばら
バラ科の落葉低木
東洋バラ。西洋バラ。ととにかく種類は多く、四季咲き、蔓性。房咲き、色にしたら限りなしですよね。江戸末期になって園芸種の栽培は盛んになったそうです・平安時代から中国のバラは渡来していたらしいです。
日本では詩歌の題材になったのはあまり古いことではないようですが、書ききれません。
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ばら・そうび・薔薇・長春花
薔薇の歴史・愛や喜び、美や純潔などエピソード・伝説は数々あるのはご承知のとおり。西洋ではアダムとイブの追われたエデンの園にも白バラが咲いていました。15世紀にはイギリスで『バラ戦争』があったりして、イギリスの国の花が薔薇ですね。
野バラとなると、シューベルトの「野薔薇」と言うことになるのでしょうか?「わらべは見たり夜中の薔薇」と唄った人が居たのを思い出しています。
でもそれ「野中のバラ」ですから園芸種とは違う素朴さがあったことだろうと思います。
私の父は「ヘレン・トローベル」と言う名の薔薇を愛していました。クリーム色の大輪で、あの美しい歌姫の透き通るような声が聞こえて来そうな感じがしました。いまでは古くなった園芸種だと思いますが、目に浮かびます。トレンディな人名をつけた園芸種がつぎつぎに発表されていますから、種類はもはや数え切れないことでしょう。
写真はメルボルンのバラ園で撮したものです。名前は知りません。すばらしいバラのなかで幸せでした。
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