これはわが家の枝垂れ桜です。他にもっと立派な見栄えのする樹がありますが、敢えてこれにしたのは、これがわが町でもっとも古い樹だからです。
私が嫁いで来たとき、樹齢320年のプレートがついていました。ですから今は樹齢370になんなんとしています。幹の太いところで折れているのは、昔々落雷にあったからだと聞いています。
大きな洞をもった幹は朽ちていて、洞の中はほとんど土のような状態なのですが、樹皮が栄養を補給しているのでしょう。まだまだこんな風に花を咲かせます。
370年間咲いて散って土になった花びらのことを思います。
もう一枚は、表町と言われる通りのものです。雰囲気があるでしょう。