おみなえし
 
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     おみなえし・女郎花

万葉集には「女郎花、娘子部四、姫押、姫部思、娘部志、佳人部為、美人部師などなどと表記されているそうですが、それくらい古くから愛された花なのですね。

やさしい風情ですが、芯が強くて丈夫、茎も硬いです。古くから日本人に愛されて、秋草の代表みたいに思われていました。秋の七草の一つであることは、みな様ご存じのことです・・・。

私のところではお盆の供花に欠かせない花の一つとなっています。
   オミナエシ科の多年草

山野に自生し、夏から秋にかけて黄色の粟粒のような小花を傘状に上向きに沢山つけます。

同じ様な形の白い花をつける男郎花(オトコエシ)もあります。こっちはあまりもてませんね。

盆花。粟花。おみなべし。ちめぐさ。など沢山の地方名があります。

食べたことはありませんが、若い苗や葉、根などは茹でて和え物、煮物になるそうです。
根を乾かしたものを煎じて腫れ物、解毒、利尿に服用するそうですが、それもしたことはありません。