こでまり・小手鞠・小手毬・小粉団
 
私の家の近くにこんなにスゴイこてまりの咲く家があります。羨ましい!です。これくらいになるには、かなりの年月がかかるのかと思いましたが、如何でしょうか。近づくと、純白で、こまやかで、清楚な5弁花がひっしりとついて、それが丸い形になっています。本当に美しいのです。
 
生け花や茶花としてよく使われるのですが、私はこんなに見事な小手毬を知りませんでした。もしかして猛暑と大雪に関係があるのかも知れません。今年の花々はどれも素晴らしい色に咲きました。白ツツジは光りの様です。
 
 

バラ科の落葉低木

原産地は中国で、日本には江戸初期から中期頃渡来したとされています。土質を選ばずに強い木だそうで、庭木に多く使われ、挿し木、株分けで繁殖します。
それにしても「小粉団」なんて不思議な命名ですが、謂われは言わずもがなの雰囲気です。             
でも、でも花が終わるとあまり綺麗ではありません。
枯れ色の花殻がついていて、そこへ葉が茂りますから・・・。 でもこれは持っていないものの妬みからでた言葉かも知れませんね。


         
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