カンナ
 
     
 
 
   
       カ ン ナ・ 花 カ ン ナ              カンナ科の多年草
カンカン照りの夏の陽の中で、すっくと立つ、それも太い緑の茎をたてて・・・。

夏休みの学校の校庭で咲いていたと記憶していますが、あまり好きな花ではありません。

暑苦しい時季と言うことででしょうか。平然と太陽を浴びて立っているのを好ましい、すばらしいと思う人のいるのでしょうが、こちらがげんなりしているのに、私はあまり嬉しくはありません。

聞けばエジプトの暦では一月の花となっているそうです。暑い国では一年中咲くのでしょう。
 

二メートル近い高さにまで育ち、対生する大きな葉の間から太い茎を出して、真夏から秋まで咲き続けます。自生することはありませんが、栽培は割に簡単で、こぼれ種からも育つそうです。
茎の先に総状花序を出して、赤、黄などの大きな花が咲きます。

日本への渡来は元禄時代だと言われています。、熱帯地方の原産と言われます。たしかに熱帯をイメージするのにピッタリの雰囲気をもっています。

カンナは学名だそうでそのまま使われています。ものの本によりますと、「アシ」と言う意味があるそうです。茎が葦のように中空だからだとか・・・。