カーネーション
 
     
 
    
 
   
   カーネーションオランダせきちく・麝香ナデシコ
 
母の日はアメリカで1914年に制定された母に感謝する日・5月第2日曜日・で、母のある人は赤、母の亡い人は白の花を胸につけるのがならわしだったそうです。日本では大正時代に言われ始め、第2次大戦後に行われるようになりましたね。

船で旅行していたとき、たまたまその日にあたりまして、赤いカーネーションが無差別に女性に配られました。船室でしばらくコップの水にいけて楽しみました。
私はもう疾うに母はいないのですけれど、生きてまだ
母をやっていますので、有り難くいただきましたけれどよかったのでしょうか?

カーネーションで母を連想するのは私の世代だけでしょうか。今はいつでも花束やコサージュに使う元気な花という感じです。

息子達は私に感謝して、花束をくれるわけでもありませんけれど、いまのところ、問題もなく生活していてくれることで私の方で感謝している有様です。
 
ナデシコ科の多年生草本。

渡来した頃はオランダせきちくと言う名前で呼ばれていたんだそうですね。知りませんでした。

ヨーロッパ、西アジア原産ですが、4世紀にはすでにイギリスで栽培がはじめられていました。
イギリス、フランスで改良がすすめられて、日本には江戸時代にオランダから渡来したのだそうです。

現在は温室栽培がほとんどで、今世紀になってからアメリカで改良されたものだそうです。

宿根のものは切り花の材料としてよく使われますが、その他に種子から育てる一年生のものもあり、秋に種を蒔いて、春の花壇を丁度いろどるそうです。
私のところは雪国、種を蒔いて育てると言うのは
素人では無理ですね。