ひるがお
 
      
 
 
 
    ひるがお・鼓子花・旋花  
                                     ヒルガオ科の蔓性多年草
ひるがおを植えて楽しむと言う話はあまり聞いたことがないように思います。それくらいに普通に雑草として、道ばたに見ることの出来る花なのですね。

私の印象では、いつの間にか垣根に絡まったりしていて、気がついたらピンクの花が緑の中に咲いていると言う感じでした。よく見てみると、優しい花ですね。

書物によると、花の時期に根ごと掘り起こして、水洗いして日に干して、それを煎じて飲むと利尿効果があるそうです。
若葉はゆでておひたしにして食べるとか、根は粉末にして餅に入れてヒルガオ餅にするなどとありましたが、飽食の時代、試して見たい気持ちにはなりません。
美味しいのでしょうか。召し上がったことのある方からお聞きしたいと思います。      
 
あさがおとよく似た花をつけて昼の間に咲くので、ひるがおと言う名前です

野原や道ばたなどにごく普通に見られます。朝顔と違って地中に這うように根茎をのばし、そこから蔓を出して花をつけるのです。葉はあまり厚みのない細長い葉です。

「はまひるがお」と言うのもありますが、これはまた同じヒルガオ科でも違った種類で、海岸の砂浜に根を張り巡らして咲きます。葉の形がヒルガオと全く違って、少し厚みのある丸いハート形です。花はとてもよく似ているのですが・・・。
たしか「君の名は」と言うドラマの中で歌われていたと思います。砂浜のさびしい情景と、恋人を思う心と、浜ヒルガオの花はピッタリです。