ひ  ま
 
     
 
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    ひ ま ・ 蓖 麻 ・唐 胡 麻               トウダイグサ科の一年生草本

ひまし油と言うものの体験はおありですか?
こんなことは今では昔の話になりますでしょうが、ひまし油をとるために、家庭でも植えていたものでした。私の処でも植えていたのでしたが、それがどんなものだったかなどと気にもとめませんせした。

久しぶりに実家に戻ったら、こんな珍しい赤い茎の背の高い植物がたっていました。私の背丈を超えて、仰ぎ見る程でした。それがヒマだったのです。今では花壇や切り花用として栽培されているのでした。時代は変わりました。

種を貰ってきて植えました。何とおおきくなったことか、塀を越える丈があります。私が植えるのは毒物リシン(後述)を採るためでなく、風情を楽しむためです。念のため・・・。

ヒマには雌花と雄花があります。雄花は白いコチャコチャっとした花。雌花にはトゲがあります。写真を載せますので見て下さい。
 

原産地はインド。、北アフリカ。雌雄異花で雌花の下の方に雄花がつきます。
学名「Ricineus communis」からわかるように、コブラの毒の2倍の強さをもつ毒物「リシン」は、このヒマの種子から抽出されるタンパク質なんですってよ。その上、この毒物に対する解毒剤は存在しないとのことです。