げっかびじん
 
     
 
 
 
   月下美人・月下の美人・げっかびじん            サボテン科の多肉植物  
 
 
だれがこんな名前をつけたのでしょうね。

夏の夜、夕方から開きはじめ、一夜で咲き終わってしまうはかない花の性質を、月下にたたずむ美人と見立てた・・・・。名前をつけた方の美的なセンスには感動してしまいます。

他のクジャクサボテンが華やかな色をもっているのに、これは白とか、薄いクリーム色の花で、落ち着いていて、優雅で、夏の夜に涼やかな気分をもたらす風情で、いいですね。
 
クジャクサボテンの一種だそうです。メキシコ原産で中米、ブラジルなどでは自生する多肉植物で、高さは原産地では7メートルほどにもなるんだそうですが、日本ではせいぜい1・5メーターぐらいでしょうか。

苗から栽培すると、花をつけるまで10年以上もかかるとか言います。

栽培には手間がかかりますが、この美人はやはり一見の価値があります。