茎や葉に傷をつけても簡単には枯れないので、強いと言うことで、「弁慶草」だそうですよ。同じ理由で「いきくさ」です。他にはちまんぐさ、ふくらぐさ、ちどめぐさなどと呼ばれます。漢名は「景天草」です。
葉をあぶってふくらんだところで表皮をはがして、腫れ物にはるとかするのだそうです。また小さな切り傷には
搾り汁を塗るなどと言う話ですが、今日の医療ではそれよりも良いものがたくさんありますから不用ですね。でも
もしかして、天変地異の際に使えるかも・・・・。
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ベンケイソウ科。ベンケイソウ。
多年生草本。山地の日の当たる草地に野生したりするけれど、観賞用に庭に植えられることが多いです。改良種には花の色もかなりあるうえに丈夫なので助かります。でもあんまり美しいとか華やかだとか言う形容は似合わないような気がします。慎ましい引き立て役がお好きな方には申し訳ありません。
短歌も見つかりませんでした。この歌の「すいすい」は「馬追・すいっちょ」のことですね。
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